- 地方創生に興味がある
- 実践者の話が聞きたい
- 起業家のマインドに触れてみたい
そんな方にお勧めしたいイベントです。
課題のフロンティアである「地方」でビジネスを立ち上げた方々の体験談。
いくつかあるセッションの中で、私が聞いたのは以下の方々のお話し。
長井 伸晃 氏
神戸市企画調整局 産学連携担当係長
下村 祐貴子 氏
フェイスブック ジャパン株式会 社執行役員 広報統括
勝瀬 博則 氏
handy Japan株式会社 CEO
近藤 洋祐 氏
株式会社電脳交通 代表取締役
田村 慎吾 氏
関西電力株式会社 経営企画室 イノベーション推進G マネジャー
フェイスブックジャパンと神戸市が取り組む地方創生、限界集落にある古民家を観光資源として活用したプロジェクト、ITとは疎遠なタクシー業界でクラウド型コールセンターを立ち上げ、『電柱』を使った新規事業、といった多種多様な実践者たちのお話しが聞けました。
自らが動き、周囲を巻き込み、事業を立ち上げ拡大させている実践者のお話しは、どれも興味深いものでした。
その中でも、個人的には「最初のフォロワーが大切」というお話しが印象に残りました。
これは、モデレーターの「キーマンは必要か?」という質問に対する、handy Japan勝瀬さんの回答なのですが、「そもそもキーマンを探すなんて下品。いやらしい。探すぐらいなら自分がキーマンになれ」「(その上で)最初のフォロワーになってくれる人が大事」というお話しでした。
紹介されたのがこちらの動画。
一人の男性が裸で踊っていくと、一人また一人と踊り出し、いつしか全員で踊っているという動画。
最初に踊っている男性はただ自分が踊りたいから踊る。それは周囲から見るとバカげて見える。
踊っていると最初のフォロワーが現われる。最初のフォロワーが参加ハードルを下げることによって三人目のフォロワーが登場する。
三人が踊ればこれはムーブメントになり、どんどんフォロワーが増えてくる。
踊る人が10名を超えだすと、踊ることのリスクは無くなり、逆に踊らないことがリスクになる。
最初のフォロワーがムーブメントのキーになっている様子が見て取れます。
テクノロジーの発展により、今ある価値がすぐに陳腐化してしまう時代。そんな中、一人のエースにぶら下がるのではなく、チームの集合知で戦うことが求められています。
自分自身の在り方(覚悟に近いかもしれません)と、周囲の巻き込み方が重要になっていて、そういう状況において勝瀬さんのお話しは示唆に富んでいるように感じます。
「QUM BLOCS」の次回開催は未定ですが、定期的に開催されるという噂もある(?)ので、ぜひチェックしてみてください。
※もう少し詳しくイベントの参加レポートを書いています。興味を持っていただいた方は、以下ブログも読んでいただけると幸いです。
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