テクノロジーによって激変する世の中。そこで生きていくために必要なのが「オプティミズム(楽天主義)」である。
2018年11月、1年ぶりの復刊となった『WIRED』日本版VOL.31。その発売イベントが東京・京都・大阪で行われました。京都会場で参加し、その中で特に印象に残っているのが冒頭に書いたようなメッセージです。
世の中は課題に溢れている。ただそのことを悲観的に捉えるのではなく、課題はありながらも「世界は良くなっている事実」をきちんと理解する。
そのうえで、より良い未来を創るために、テクノロジーを活用してどうアクションを起こすのかを考えよう、という内容でした。
例えば、(これはイベントで語られたことではないのですが)「楽天的になれる理由」として、新しいテクノロジーの使い手が起こしている 5つの革命があるとのこと。
- 新・生物革命
- エネルギー革命
- ブロックチェーン
- 宇宙
- AI
治療、健康増進、長寿化の革命は進行中だし、原子力、天然ガス、太陽光による暮らしやすさの向上も当たり前になっている。また、AIも人間がより良く生きるための最高のアシストをしている。テクノロジーの発展から起こるこれらの革命が世界中の課題を解決し、人々の生活はより良いものになっている。
※詳細はこちらのサイトを参照ください。
一方で、全く別のところで悲観論を耳にするのも事実です。
2017年に大ヒットした書籍『未来の年表』には、これから起こる事実として、悲観的な事象が数多く記載されています。
上記書籍や新聞・ニュースで見聞きするネガティブな事実はあるものの、この悲観論に対して「今後の未来に希望は無い...」と反応するのは反射でしかありません(※「反射」のくだりは私の大好きな経営者の言葉の請け売りです)。
新しいテクノロジーが日々生まれる現状において、『WIRED』にある「オプティミズム(楽観主義)」は、大前提となるスタンスの一つなのかもしれません。
『WIRED』では、課題をきちんと捉えて、具体的にアクションを起こしている人たちが紹介されています。彼・彼女たちの活動を目にすることは、新しいテクノロジーとの出会いに留まらない、これからより重要性を増す「オプティミズム(楽観主義)」の在り方を掴むヒントになるのかもしれません。
※冒頭で書いたイベントについて、もう少し詳しく参加レポートを書いています。興味を持っていただいた方は、以下ブログも読んでいただけると幸いです。
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